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LDS²
マダガスカル・ツィンギ・デ・ベマラハの石灰岩に着生する野生のクアドリディコトマム(四叉)の参考画像:岩に貼り付いた褐色の乾いた貯水葉、垂れ下がる数枚の緑の胞子葉、乾季の環境
參考圖:iNaturalist 觀察者(CC0) · iNaturalist · CC0 · 非 LDS 母株

Platycerium

Platycerium quadridichotomum
クアドリディコトマム

学名
Platycerium quadridichotomum
中国語
四叉鹿角蕨
日本語
クアドリディコトマム
English
four-forked staghorn fern

マダガスカル西部〜北部の乾燥落葉林原産。波打つ胞子葉が二回分岐し四つの先端になるのが名の由来。乾季は貯水葉が枯れ胞子葉が筒状に巻いて休眠します。原種の中でも最難関クラスの種です。

育て方の要点

原生環境

マダガスカル西部から北部の乾燥落葉林に自生し、石灰岩や樹幹に着生します。この乾燥地帯に生えるビカクシダはこの種だけです。乾季は半年に及び、自生地では株全体が枯れたように休眠して雨季を待ちます。1959 年まではビフルカツムの変種として扱われていましたが、現在は独立した種です。名前の「四」は胞子葉の先端が四つに分かれることを指し、ビフルカツムとの類縁を意味するものではありません。

光線

明るい散光。マダガスカル系の中では光に強い方ですが、直射では褐色の斑が出ます。生育期は多め、休眠期は控えめに。

水分と湿度

生育期は水苔が乾いてからたっぷり与え、週 1 回が目安。休眠期はほぼ断水し、3〜4 週間に一度の腰水で十分です。休眠中の水やりが最も多い枯死原因です。湿度は 50〜70% と送風があれば足り、極端な高湿度は不要です。

用土と板付け

温度と冬越し

適温 18〜30℃、冬は 12℃以上を確保します。栽培下で完全な休眠が必要かは定説がありません。暖かく明るい環境で一年中動かす人もいれば、冬に貯水葉を枯らし胞子葉を巻かせて休ませる人もいて、どちらも成功例があります。原則は、温度が下がったら水を減らし、低温で湿った状態を作らないことです。

よくあるトラブル

  • 貯水葉が枯れ、胞子葉が筒状に巻く:休眠反応で枯死ではない。水を控えて暖かくなるのを待つ。
  • 休眠中に株元が軟らかい:水の与えすぎ。
  • 葉に褐色の斑:直射日光。
  • 生育期に葉が薄く小さい:肥料か光の不足。

コレクションの見どころ

見どころ:波打つ葉縁、四つに分かれた先端、葉裏の赤褐色の毛、そして休眠と生育で全く違う二つの姿。

親株の表現:分岐の対称性、葉縁の波の強さ、休眠明けに貯水葉が完全に展開するかで判断します。

よくある質問

クアドリディコトマムとビフルカツムは近縁ですか?

近縁ではありません。どちらも胞子葉の分岐数を数えた名前というだけです。クアドリディコトマムはマダガスカルの乾燥林原産で休眠する最難関クラスの種、ビフルカツムはオーストラリア原産で最も普及した育てやすい種です。1959 年以前にビフルカツムの変種とされていたのが名前が似ている理由です。

クアドリディコトマムの貯水葉が枯れて胞子葉が巻いたのですが枯れましたか?

多くは休眠です。自生地の乾季には貯水葉が枯れ、胞子葉が縦に筒状に巻いて水分の損失を抑えます。枯れたように見えますが、雨季が来ると再び展開します。冬に同じ反応が出たら水を控え、12℃以上を保って暖かくなるのを待ってください。株元が軟らかくなった場合だけが本当の異常です。

クアドリディコトマムは栽培下でも休眠させる必要がありますか?

定説はありません。暖かく明るい環境で一年中生育させる人もいれば、冬に休眠させる人もいて、どちらも成功例があります。変わらない原則は、温度が下がったら水を減らすことです。休眠期は 3〜4 週間に一度の腰水で十分で、低温と過湿を重ねてはいけません。

クアドリディコトマムは子株を出しますか?

資料により見解が分かれます。単頭で胞子培養のみとするガイドがある一方、子株を記録した栽培者もいます。そもそも流通量が極めて少なく、多くは胞子培養株か少数の輸入株です。購入時は繁殖方法と親株の表現を確認してください。