Cultivar · 品種
Platycerium bifurcatum 'Popcorn'
ポップコーン
- 学名
- Platycerium bifurcatum 'Popcorn'
- 中国語
- 爆米花
- 日本語
- ポップコーン
- English
- Popcorn
原種
Platycerium bifurcatumビフルカツム
ポップコーンはビフルカツムの選抜の流通名で、胞子葉がはっきり上に立ち、先の分岐がポップコーンのようにはじけます。PlatyWiki には台湾の農園がビフルカツムの胞子培養株から特選したとあり、この来歴は別途確認していません。ビフルカツムが土台なので育てやすく、組織培養株と胞子培養株があり、胞子培養株は子孫なので同じ姿になるとは限りません。
育て方の要点
この名前が指すもの
ポップコーンはビフルカツムの選抜の流通名で、流通名であって登録品種ではありません。台湾、日本、韓国、ヨーロッパの表記はいずれも P. bifurcatum 'Popcorn' で、交配種とする説は見当たりません。PlatyWiki には、台湾の農園がビフルカツムの胞子培養株から特選し、園主が名付けたとあります。この来歴は別途確認していません。
見分け方
- 胞子葉がはっきり上に立つ:台湾と韓国の説明がどちらも挙げている点です。
- 先の分岐がポップコーンのようにはじける:台湾の説明では、胞子葉の先がひし形状に分岐し、これが名前の由来とされます。
- 胞子葉が波打つ、または巻いて株姿が締まるとするヨーロッパの売り場や、貯水葉の切れ込みが深いとする韓国の売り場もありますが、どれも一か所だけの情報です。
「何層にも積み重なってポップコーンの器のよう」というよく聞く表現は出典が見つからないので、見分けの特徴には使いません。
育て方
土台がビフルカツムなので、育てやすく許容範囲も広い種です。明るい散光、よい風通し、用土が乾いたらたっぷり。光や温度の変化にも耐えます。胞子葉を立たせるには光を十分に。足りないと葉が伸びて垂れ、立ち姿の魅力もなくなります。寒波のときはビフルカツムと同じ対応で大丈夫です。
組織培養株と胞子培養株は分けて考える
ポップコーンは一株の選抜です。組織培養株はその複製で姿を予想しやすく、胞子培養株は子孫なので形質が分離し、親株に似るとは限りません。台湾で見つかったものは胞子培養株・実生株の表記が多く、日本・韓国・アメリカは組織培養株が中心で、日本には子株もあります。
買う前に聞く三つのこと
- 増やし方:組織培養株か、胞子培養株か、子株か。
- 成株の写真:6 cm ポットの苗では立ち姿も先のはじけ方もわからないので、親株か同じ群の成株の写真を見せてもらいます。
- 表記の中身:「ポップコーン」とだけあって増やし方が書いていない株は、確かめてから買います。
よくある質問
ポップコーンはビフルカツムですか?
そうです。どこの表記も P. bifurcatum 'Popcorn' で、ビフルカツムの選抜です。交配種とする説は見当たりません。PlatyWiki には台湾の農園がビフルカツムの胞子培養株から特選し、園主が名付けたとありますが、別途確認はしていません。
ポップコーンの組織培養株と胞子培養株はどう違いますか?
組織培養株は一株の複製で、育つと親株に近くなります。胞子培養株はポップコーンの子孫で形質が分離し、立ち上がる胞子葉や先のはじけた姿になるとは限りません。買う前に増やし方を確かめ、親株か同じ群の成株の写真を見せてもらいましょう。
同じ原種の他の品種
同じ原種から選抜された名前。よく並べて比較されます。