Cultivar · 品種
Platycerium 'Unicorn'
ユニコーン
- 学名
- Platycerium 'Unicorn'
- 中国語
- 獨角獸
- 日本語
- ユニコーン
- English
- Unicorn
ユニコーンはビカクシダの交配種の流通名で、育種者はベイチー × ビフルカツムと表記しています。銀白の毛が密で淡い青みを帯び、中型で締まった株姿です。来歴は確認していません。組織培養株と胞子培養株があり、胞子培養株は形質が分離します。交配親にもよく使われ、「ユニコーン × 何々」はユニコーン自体ではありません。
育て方の要点
この名前が指すもの
ユニコーンはビカクシダの交配種の流通名で、流通名であって登録品種ではなく、来歴は確認していません。タイの育種者の投稿タイトルではベイチー × ビフルカツムと表記され、PlatyWiki はベイチーの園芸品種の一覧に入れています。ウィリンキーの交配とする日本の売り場もあります。PlatyWiki の一覧は分類の仕方にすぎず、育種者の表記と矛盾しません。ウィリンキーとする説は一か所だけなので採りません。
見分け方
- 銀白の毛が密:株全体が厚い星状毛に覆われます。
- 白い毛の下に淡い青み:台湾の売り場は「ほんのり淡い青」と表現し、育種者の投稿タイトルには special Tiffany とあります。
- 中型で締まった株姿。
- 胞子葉が短く丸く太り、成熟すると先が上に巻くとする売り場もありますが、一か所だけの情報です。
「雲のような葉」「砂糖をまぶしたような」という愛好家の表現は出典が見つかりません。ウィリンキーには「コットンクラウド」「雲シリーズ」という名前もあるので、「雲」をそのままユニコーンと結びつけないでください。
育て方
ベイチー系と同じく、光を十分に、風通しよく、用土は乾きぎみで乾湿のメリハリをつけます。白い毛は光で保たれ、足りないと緑になって薄くなります。水は用土に与え、葉に水流を直接当てないこと。古い葉から流れ落ちた毛は戻りません。寒さはビフルカツムとベイチーの範囲で考え、寒波のときは冷たい風を避けて水を控えます。
組織培養株と胞子培養株は分けて考える
組織培養株は一株の複製です。胞子培養株は交配種の子孫なので形質の分離が大きく、親株に似るとは限りません。ユニコーンは交配親としても人気があり、市場に多い「ユニコーン × 何々」の胞子培養株は別の子孫で、ユニコーン自体ではありません。
買う前に聞く三つのこと
- 増やし方:組織培養株か、胞子培養株か、ユニコーンを親にした交配株か。
- 成株の写真:白い毛や青みは成株になってはっきりします。
- 表記の中身:ウィリンキーの交配と書かれていたら、親を確かめます。
よくある質問
ユニコーンは何と何の交配ですか?
育種者の投稿タイトルではベイチー × ビフルカツムと表記されており、PlatyWiki はベイチーの園芸品種の一覧に入れています。二つは矛盾しません。ウィリンキーの交配とする日本の売り場もありますが一か所だけなので採りません。この来歴は別途確認していません。
「ユニコーン × 何々」の胞子培養株はユニコーンですか?
違います。ユニコーンを親の一方にした次の世代で、形質が分離するので、どちらかの親に寄ることも、どちらの特徴もはっきりしないこともあります。ユニコーンそのものが欲しいなら、組織培養株を選び、親株の写真を見せてもらいましょう。
同じ原種の他の品種
同じ原種から選抜された名前。よく並べて比較されます。