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LDS²

Cultivar · 品種

Platycerium willinckii 'Aysun'
アイスン

学名
Platycerium willinckii 'Aysun'
中国語
月神
日本語
アイスン
English
Aysun

原種
Platycerium willinckiiウィリンキー

アイスン(Aysun、中国語名は月神)はウィリンキーの流通名で、登録品種ではありません。日本の販売店は矮性イエロームーンからの選抜と説明しており、市場に出ているのは多くが胞子培養株なので、同じ名前でも個体差が大きくなります。選抜者や命名の経緯は確認できず、特徴についても複数の情報源で一致した説明はまだありません。育て方は矮性ウィリンキーと同じで、評価は葉変わりのあとの新葉で行います。

育て方の要点

この名前が指すもの

アイスン(Aysun)はウィリンキーの流通名で、登録品種ではなく、由来も確認できていません。見つかった説明は一つだけで、日本の販売店が矮性イエロームーン(Yellow Moon dwarf)からの選抜で、胞子で殖やしたものとしています。英語、日本語、台湾のコミュニティの胞子培養株はどれも同じ名前を使っており、無関係な株に使われている例は見当たりませんでしたが、由来を説明している情報源はこの一店だけで、選抜者や年は分かりませんでした。

Aysun はトルコの女性名で、月にちなんだ意味があり、中国語名の「月神」やイエロームーンが属するムーン系とも合います。これは私たちの推測で、命名者自身の説明ではありません。

見分け方

いまのところ、複数の情報源で一致した特徴はありません。日本の販売店の「全体が白く、分岐が多い」という説明があるだけで、単一の情報源です。流通しているのは多くが胞子培養株で、胞子培養株は形質が分かれるため、同じ名前でも大きくなって同じ姿になるとは限りません。

混同しやすいもの

  • トトロ:矮性イエロームーンの胞子培養株から選ばれたものです。その販売店の説明では、アイスンも矮性イエロームーンにつながりますが、両者は別の選抜です。
  • イエロームーン、矮性イエロームーンそのもの、そのほか白い毛の多い矮性ウィリンキー。
  • ムーンライト(Moonlight):同じムーン系の名前ですが、出どころの違う株にそれぞれ使われている総称です。ウィリンキーのページを参照してください。

育て方

矮性ウィリンキーと同じです。矮性ウィリンキーの育て方を参照してください。胞子培養株を入手したら、最初の二週間は元の用土と容器のまま、明るい散光で空気の湿度を安定させ、根が落ち着いてから板付けします。

胞子葉が折れても枯れることはありません。成長はすべて中央の成長点から起こるので、成長点と根が無事なら、傷んだ葉を付け根から切るだけで大丈夫です。切るときは成長点を避け、無理に引き抜かないでください。注意が必要なのは、成長点が黒い、柔らかい、異臭がする場合です。

葉が出るたびに姿が違う理由

ウィリンキーは幼葉から成熟した葉に変わる「葉変わり」のあと、胞子葉が出るたびに長さ、分岐の数、先端の細かさがはっきり増していき、別の株のように見えることがあります。これは正常です。アイスンの評価は葉変わりのあとの新葉で行い、幼葉から成株を予想しないでください。

買う前に聞く三つのこと

  1. 親株はどれか:胞子をどの株から採ったか説明できるか。
  2. どう殖やしたか:胞子培養株は形質が分かれます。親株と同じ個体なのは子株だけです。
  3. 成株の写真:苗の段階では見分けられないので、親株か同じロットの成株の写真を見せてもらいます。

よくある質問

アイスンとトトロは同じものですか?

同じ株ではありませんが、同じ流れから来ていると言われます。どちらも矮性イエロームーンの胞子培養株に関係し、それぞれ別に選ばれた個体です。アイスンの由来は日本の一店の説明しかなく、流通しているのも多くが胞子培養株なので、名前だけでなく親株の写真と入手元で判断してください。

アイスンの胞子培養株の胞子葉が折れました。ダメになりますか?

なりません。ビカクシダは中央の成長点から新しい葉を出すので、成長点と根が無事なら、折れた葉を付け根から切れば次の葉はいつも通り出てきます。切るときは成長点を避け、無理に引き抜かないでください。本当に問題なのは、成長点が黒い、柔らかい、異臭がする場合です。

同じ原種の他の品種

同じ原種から選抜された名前。よく並べて比較されます。