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LDS²

Cultivar · 品種

Platycerium willinckii 'Blue Queen'
ブルークイーン

学名
Platycerium willinckii 'Blue Queen'
中国語
藍皇后
日本語
ブルークイーン
English
Blue Queen

原種
Platycerium willinckiiウィリンキー

ブルークイーンはウィリンキーの選抜の流通名です。胞子葉は銀白で青みを帯びることがあり、葉はやや細く、分岐が細かく、葉先が巻きます。元の株は中〜小型で矮性ではなく、胞子培養株の中に出る矮性個体は「矮性ブルークイーン」として売られます。ジェニーと同系統の兄弟株とされますが、誰がいつ選抜・命名したかはわからず、来歴は確認していません。原種のワンダエ(クイーン)とは関係ありません。

育て方の要点

この名前が指すもの

ブルークイーンはウィリンキーの選抜の流通名で、流通名であって登録品種ではありません。誰が選抜し、いつ名付けたかはわからず、来歴は確認していません。PlatyWiki のウィリンキーの項目はウィリンキーの品種として挙げており、日本・台湾・アメリカの売り場もウィリンキーと表記しています。日本のある売り場は、タイのジェニーと同じ系統の兄弟株だと説明しています。育種者が名付けたのは兄弟株のうち Jenny #1 と #2 の二株だけで、ブルークイーンは残りの兄弟株から選ばれたというものです。これは売り場一か所の説明で、確認していません。

原種のワンダエ(英名 Queen staghorn)とは関係なく、別の流通名パールクイーンとも別物です。

見分け方

  • 銀白の胞子葉:白の中に青みがあると表現する資料もあります。
  • 葉はやや細く、分岐が細かく密。
  • 葉先が巻く:内巻きとする説明と外へ反るとする説明があり、方向は実物で確かめます。
  • 中〜小型:元の株は矮性ではありません。

胞子培養株の中にときどき矮性個体が出て、「矮性ブルークイーン」や「Dwarf select」として別に売られます。普通のブルークイーンをロングアームのウィリンキーに分類する台湾のブログもあり、「中〜小型」とは合いません。同じ名前でも株による違いがかなり大きいということです。

板付けの成株。胞子葉が左右に広がって垂れ、先で細かく何度も分岐しています。投稿者は、写真の付け方が貯水葉の形を整えるのに有効だと書いています(左から入っている葉は別の株)写真:@j39bo · Instagram で見る · LDS の撮影ではありません

育て方

ウィリンキーと同じく、明るい散光、よい風通し、用土が乾いてから水やり。銀白も巻きも光で保たれ、足りないと葉が緑になり、長く柔らかくなります。矮性ブルークイーンは難しめで、ドワーフ・ウィリンキーの育て方に従います。温度管理できる環境と植物ライトを勧める台湾のブログもあります。

買う前に聞く三つのこと

  1. 増やし方:台湾では胞子培養株が一般的で、日本には子株もあります。胞子培養株は個体差が大きく、親株と同じになるのは子株だけです。
  2. 成株の写真:苗の段階では巻きや銀白の程度はわからないので、親株か同じ群の成株の写真を見せてもらいます。
  3. 元の株か矮性選抜か:「矮性ブルークイーン」は胞子培養株から選んだ小さな個体で、大きさも難しさも普通のブルークイーンとは違います。

よくある質問

ブルークイーンとワンダエ(クイーン)は関係がありますか?

関係ありません。ブルークイーンはウィリンキー(P. willinckii)の選抜の流通名で、ワンダエは原種の P. wandae です。別の流通名パールクイーンもブルークイーンとは別物なので、買うときは学名と品種名を確かめてください。

ブルークイーンは矮性ですか?

元の株は矮性ではなく、中〜小型です。胞子培養株の中にときどき矮性個体が出て、「矮性ブルークイーン」や「Dwarf select」として別に売られており、大きさも難しさも普通のブルークイーンとは違います。矮性株の育て方はドワーフ・ウィリンキーの育て方をご覧ください。

同じ原種の他の品種

同じ原種から選抜された名前。よく並べて比較されます。