メインコンテンツへ
LDS²

Cultivar · 品種

Platycerium willinckii 'Spur'
シュプール

学名
Platycerium willinckii 'Spur'
中国語
骨刺
日本語
シュプール
English
Spur

原種
Platycerium willinckiiウィリンキー

シュプールはウィリンキーの矮性選抜の流通名です。とても小さく、胞子葉の先が小さなトゲのような不規則な分岐になり、葉脈の白い筋がはっきりしています。愛好家の記録では Dwarf Nook 系の胞子培養株から選ばれ、脊椎外科医が bone spur(骨棘)にちなんで名付けました。難しめで、さらに小さく遅い矮性株として扱います。

育て方の要点

この名前が指すもの

シュプールはウィリンキーの矮性選抜の流通名で、流通名であって登録品種ではありません。PlatyWiki が命名者本人の愛好家グループでの説明をまとめたところによると、タイの農園が Dwarf Nook 系の胞子培養株からこの一株を選んで台湾の収集家に売り、その収集家が名付けました。数千件の脊椎手術を手がけた整形外科医で、胞子葉の先に出る小さなトゲから bone spur(骨棘)の意味を取りました。PlatyWiki によれば、Dwarf Nook は小さなウィリンキーの親株の胞子から育てられた系統です。これは愛好家の記録で、ほかに裏付ける文書はありません。

英語のサイトには「フルサイズ」「分岐点が早く出るのが名前の由来」とするものがありますが、命名者の説明と食い違い、出典もないため採りません。

見分け方

  • とても小さい矮性:成株でも小さな株にしかなりません。
  • 胞子葉の先に小さなトゲ:骨に出るトゲのような、短く不規則な分岐です。
  • 葉脈の白い筋がはっきり:胞子葉の葉脈が白い線として浮き出ます。
  • 命名者は、胞子葉が青みを帯びること、トゲのあるひし形の葉形にも触れています。

胞子葉が立つとする売り場もありますが、一か所だけの情報です。

命名者本人が入手したばかりの頃のシュプール。胞子葉の先が短いトゲ状に分かれ、銀白の毛と白い葉脈がはっきり見えます写真:@hhr_garden · Instagram で見る · LDS の撮影ではありません

育て方

ドワーフ・ウィリンキーと同じ要領で、さらに小さく遅い株として扱います。板と水苔を株に合わせて小さくし、乾いてから水をやり、ロングアームの頻度ではやりません。台湾のブログは難易度を「難」としており、日本の栽培者は室内で植物ライトを使い、22°C 以上を保っています。命名者は Instagram で、この株は貯水葉をあまり出さないが、自分の株は厳しめの環境でむしろ出すと書いています。矮性株は締まっていて重心が高いので、板付けのときに支えを入れ、ぐらついたらビカクシダがぐらつく・生長点が浮くの方法で締め直します。

混同しやすい品種

ロビンの説明はシュプールとほぼ重なります。同じく Dwarf Nook 系から選ばれた矮性株で、葉脈がはっきりし、葉先にトゲがあるとされます。ロビンはシュプールの組織培養株だと推測する日本の栽培者もいますが、台湾の売り場はそう説明しておらず、私たちは同一とは扱いません。

買う前に聞く三つのこと

  1. 増やし方:市場では子株が中心で、日本には「Spur TC」と表記された組織培養株もあります。子株は親株と同じ個体、胞子培養株は形質が分離します。
  2. 成株の写真:苗の段階ではトゲも葉脈もわからないので、親株か同じ群の成株の写真を見せてもらいます。
  3. 名前の出どころ:シュプールとロビンの両方の名前を挙げる売り手には、どの系統の株かを確かめます。

よくある質問

なぜシュプール(骨刺)という名前なのですか?

PlatyWiki が命名者本人の説明をまとめたところでは、命名したのは数千件の脊椎手術を手がけた整形外科医です。この株の最大の特徴は胞子葉の先にびっしり出る小さなトゲで、そこから bone spur(骨棘)の意味を取りました。「分岐点が早く出るから」という英語の説明は出典がなく命名者の話とも食い違うため、採りません。

シュプールとロビンは同じ株ですか?

結論は出ていません。どちらもウィリンキーの Dwarf Nook 系の胞子培養株から選ばれたとされ、見た目の説明もほぼ同じです。ロビンはシュプールの組織培養株だと推測する日本の栽培者もいますが、台湾の売り場はそう説明していません。同一とは扱わないので、買うときは増やし方と親株を確かめてください。

同じ原種の他の品種

同じ原種から選抜された名前。よく並べて比較されます。