Cultivar · 品種
Platycerium willinckii 'Nano'
ナノ
- 学名
- Platycerium willinckii 'Nano'
- 中国語
- Nano
- 日本語
- ナノ
- English
- Nano
原種
Platycerium willinckiiウィリンキー
ナノは矮性ウィリンキーの流通名で、台湾の六大神獣のひとつ。選抜者の話では玉女、金童、OMG と同じインドネシアの矮性株の一群から出ています。ナノという言葉自体が「ごく小さい」という意味なので、売り手によって別の矮性個体を指すことがあり、胞子培養株や組織培養株も多く出回っています。
育て方の要点
この名前が指すもの
ナノはウィリンキーの矮性型の流通名です。台湾の愛好家は玉女、金童、OMG、ジェニー、バクテリアと合わせて「六大神獣」と呼びます。流通名であって登録品種ではありません。
PlatyWiki が選抜者の黄源本人の説明として伝えるところでは、2016〜17 年に人を介してインドネシアの愛好家のあいだで矮性ウィリンキーを探し、見つかったのがのちの金童、玉女、OMG、ナノでした。選抜者本人の話ですが、コミュニティの記録であり、正式な文書の裏付けはありません。
「ナノ」という言葉の厄介さ
ナノは「ごく小さい」という意味です。説明的な名前ほど別の矮性個体にも付けられやすく、ある売り手のナノと別の売り手のナノが同じ株の子孫だという保証はありません。玉女やジェニーのように一株を指す名前との、いちばん大きな違いです。
どんな姿か
PlatyWiki によれば、胞子葉は短く幅広く、多叉の形になります。株全体が小さく、葉は厚く密な星状毛に覆われます。
バクテリアや OMG との見分け方
正直に言えば、説明文だけでは見分けられません。PlatyWiki のナノ、バクテリア、OMG の記述はほとんど同じで、どれも「胞子葉が短く幅広く多叉」。幼株のうちは六大神獣どうしがよく似ています。区別できるのは、同じ株の成株写真と来歴の記録だけです。
育て方
ウィリンキーと同じ育て方で大丈夫です。PlatyWiki は冷房と植物ライトのある環境がいちばん良いとしています。株が小さいので板と水苔も小さく。大きな板に小さな株だと水苔がなかなか乾かず、蒸れやすくなります。
量産のあとで
人気のため胞子培養株や組織培養株が大量に作られて売られ、いまでは最も手に入れやすい矮性のひとつです。量産が悪いのではなく、問題は育ったときに元の株に似ているかどうかです。
購入前に聞く三つのこと
- どの親株か。ナノはこれらの名前のなかでいちばん借用されやすいので、出どころを説明できるか確認を。
- 増やし方。子株は親株と同一個体、胞子培養株は形質が分離します。組織培養株ならどの株を複製したかを聞きましょう。
- 成株の写真を見る。苗では区別できないので、親株か同じロットの成株の写真をもらいましょう。
よくある質問
ナノとバクテリアは何が違いますか?
説明文からは見分けられません。PlatyWiki の記述はどちらもほぼ同じで、胞子葉が短く幅広く多叉、幼株はとてもよく似ています。違いは来歴で、ナノは選抜者の話では玉女、金童、OMG と同じインドネシアの一群から出たもの、バクテリアは誰が選抜したかわかっていません。区別するには同じ株の成株写真と来歴の記録が必要です。
ビカクシダのナノとはどういう意味ですか?
ナノは「ごく小さい」という意味で、矮性型のウィリンキーを指します。言葉が説明的なぶん、売り手によって別の矮性個体を指すこともあるので、ナノはほかの名前以上に親株と出どころの確認が必要です。
ナノは育てやすいですか?
ウィリンキーと同じ育て方で大丈夫で、PlatyWiki は冷房と植物ライトの環境がいちばん良いとしています。注意したいのは株の小ささで、板と水苔を小さくし、乾かない水苔の中で小さな株が蒸れないようにします。
同じ原種の他の品種
同じ原種から選抜された名前。よく並べて比較されます。