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Cultivar · 品種

Platycerium willinckii 'Little Crown'
リトルクラウン

学名
Platycerium willinckii 'Little Crown'
中国語
小皇冠
日本語
リトルクラウン
English
Little Crown

原種
Platycerium willinckiiウィリンキー

リトルクラウン(Little Crown、中国語名は小皇冠)は矮性ウィリンキーの流通名で、登録品種ではありません。台湾の愛好家には「夢幻」と呼ぶ人もいます。市場でよく見かけるのは「特選」と書かれた胞子培養株で、同じ名前でも販売店が違えば出どころが同じとは限りません。あるコミュニティのスレッドでは複数の愛好家が、白い毛が厚く、成長が非常に遅く、長く止まりやすいと報告していて、最初の一株にはおすすめしません。表記の母種はウィリンキーで、コロナリウムの品種ではありません。

育て方の要点

この名前が指すもの

リトルクラウン(Little Crown、中国語名は小皇冠)はウィリンキーの矮性タイプの流通名で、登録品種ではなく、由来も確認できていません。表記は P. willinckii Little crown sporeling "select" のように書かれることが多いです。選抜者や命名の経緯は分かりませんでした。こうした名前はたいてい生産者が付けたもので、同じ名前でも販売店が違えば出どころが同じとは限りません。台湾の愛好家には「夢幻」と呼ぶ人もいます。

表記の母種はウィリンキーで、コロナリウムの品種ではありません。名前の「クラウン」は販売店の説明では冠のような輪郭を指します。

見分け方

いまのところ確かな見分け方はありません。愛好家や販売店の説明はおおむね、株が締まり、葉の幅が短く、分岐が上縁に集まって冠のような輪郭になり、葉面の白い毛(星状毛)が厚いというものです。いずれも愛好家の説明で、第三者による確認はありません。胞子培養株は形質が分かれるので、「特選」は販売店が見た目で選んだという意味にすぎず、育っても矮性や同じ姿を保つ保証はありません。

混同しやすいもの

  • 原種のコロナリウム: 中国語では名前が一字違いですが、こちらは非常に大きくなる原種です。
  • ほかの矮性ウィリンキー、たとえばトトロ、ゴールデンボーイ、アイスン: 幼苗では見分けにくいので、親株の出どころと名札で判断します。
  • ほかに「夢幻」と呼ばれる株: ありふれた言葉で別の株がそう呼ばれることもあるので、どの株か確かめます。

育て方

矮性ウィリンキーと同じように育てます。矮性ウィリンキーの育て方を参照してください。あるコミュニティのスレッドでは、愛好家の報告は動かないことに集中しています。成長が非常に遅い、長く止まってからようやく動き出した、ほとんど動かない、という声のほか、次々に全部失ったという声もあります。

止まったときは、光量、風通し、用土の水はけ、夏の高温の傷みの積み重ねの順に確かめ、最初に板を替えないでください。白い毛が厚い系統はふつう風通しと水分に敏感で、用土が長く湿ったままだったり空気が動かなかったりすると、止まったり芽が腐ったりしやすくなります。成長点が無事で貯水葉が更新されていれば、成長の遅い個体として育て続けます。板の付け直しや用土の交換を繰り返すと回復が長引くだけです。詳しくは成長が遅いを参照してください。初心者は育てやすい株から始め、環境を長く安定させられると確かめてから挑戦するのがおすすめです。

購入前に聞く三つのこと

  1. 親株はどの株か: 胞子を採った親株と導入元を確かめ、名札も一緒に保管します。
  2. どう増やしたか: 胞子培養株、子株、組織培養のどれか、何世代目か。苗の大きさと幼葉期を過ぎたかも確かめます。幼葉期のうちは矮性かどうか分かりません。
  3. 写真はこの株か: 単株の実写ならその株が届きます。ロット出荷なら、姿の差を先に確かめます。

よくある質問

リトルクラウンと「夢幻」は同じものですか?

台湾の一部の愛好家は矮性の小皇冠を「夢幻」と呼んでいて、同じタイプの株を指します。どちらも流通名で登録品種ではなく、「夢幻」はありふれた言葉なので、別の株がそう呼ばれることもあります。名前だけで買わず、親株の出どころを販売店に確かめ、成株か親株の写真を見てください。

「矮性ウィリンキー リトルクラウン 胞子培養株 特選」という表記はどういう意味ですか?

矮性ウィリンキーはタイプ、リトルクラウンは流通名、胞子培養株は親株の株分けではなく胞子から育てた苗のこと、特選は販売店が見た目でロットから選んだという意味です。固定された系統ではなく、育っても矮性や同じ姿を保つ保証はありません。出どころをたどるには、販売店が示す胞子親と名札を見ます。名前だけより確実です。「特選」は販売側の言葉で、客観的な等級ではありません。

リトルクラウンが何か月も動きません。枯らしてしまいましたか?

必ずしもそうではなく、あるコミュニティのスレッドで愛好家が報告しているのがまさにこの状態です。まず成長点を見ます。無事で貯水葉が更新されていれば株は働いていて、長く止まった後に動き出した例もあります。光量、風通し、用土の水はけ、夏の高温の傷みの積み重ねの順に確かめ、最初に板を替えないでください。成長点が黒い、柔らかい、臭いがある場合にだけ対処します。葉の黒変・成長点が柔らかいときを参照してください。

同じ原種の他の品種

同じ原種から選抜された名前。よく並べて比較されます。